海外出張・留学の体験談・準備
コロナ禍の海外渡航(出張や留学等)準備は平常時よりも時間がかかると言われています。
渡航先の国や地域にもよりますが、ビザの取得、PCR陰性証明の取得、外貨両替、通信機器の準備、除菌グッズの購入、等々沢山の準備があります。
トラベレックスでは、お客様のご渡航準備がスムーズに進むよう海外出張・留学の体験談・準備として「海外渡航応援ポータル」を開設し、皆さまの渡航の際にお役立ていただける情報や、サービス、お役立グッズのプレゼントをご用意させていただきました。
世界で活躍するダンスパフォーマー
中澤利彦氏プロフィール
大東文化大学モダンダンス部にてダンスを始める。 高校教員資格保持。卒業後、一般企業に3年間就職するもダンスの夢を諦められずに退職。2010年、25歳の時にNYに単身渡米。その後ダンスの本場NYにてダンスの専門学校に通いながら、技術を磨く。2013年、アーティストビザ(別名、卓越能力者ビザ)取得。2016、2019年更新。 その傍ら、ソロでNYのアポロシアター、アマチュアナイトで2013年5月、2014年4月、優勝。アメリカ4大ネットワークのひとつ、FOXテレビによる全米アメリカ人気ダンスコンペティション番組”So You Think You Can Dance(邦題 アメリカンダンスアイドル)”でダンスの模様が放映。1万5000人の競技者の中からTOP100まで選ばれ2013、2014年ともに最終オーディションまで進む。 現在は、ニューヨークのマルチメディア観光バスTHE RIDEの日本人唯一のストリートパフォーマー。
活動場所:
ニューヨークを中心に、ロサンゼルス、ラスベガス、ボストン、シカゴ、カナダ、タイ等でパフォーマンスも行う。所属しているダンスカンパニーでのパフォーマンス、アメリカ現地校でダンス講師、VIPパーティーや等でのショー等。日本帰国時は学校関係(幼稚園から大学まで)を中心に講演活動やワークショップなど幅広い領域で活躍。学校講演数は100箇所を超える。文化庁の登録芸術家。
メディア:
NHKおはよう日本関東甲信越版|読売テレビ グッと!地球便 海の向こうの大切な人へ など、各種テレビ番組、新聞など多数出演
アメリカから日本に帰国。日本の空港の様子(2020年8月上旬)
日本入国時の検査として行われていた、従来のPCR検査の代わりに、抗原検査(唾液の検査)を行いました。これにより、空港で結果が出るまで6時間から1日以上かかっていた検査時間が、2~3時間に短縮されました。唾液による検査は、専用の容器に1mlから2mlほどの唾液を入れるだけ。どうしても出せない人のために、通常のPCR検査もできるようになってました。僕の場合、13時半に成田空港に到着してから、18時に空港を出る事ができました。入国審査、検査結果、荷物のピックアップなど、全ての過程で約4時間半かかりました。
成田空港内は、通常より人が少なかったです。また、検査結果を待つ待合室は、軽食などを売っているお店も全部閉まっていたので、待ち時間をしのぐスナックなどは持参しておいた方が良いと思います。また、段ボールによる簡易ベッドなどもなく、人との距離も比較的近めでの待機になるので、自分で席を移動したり、人との距離を保つなど、工夫して過ごすのが良いかと思います。 その後、陰性と判明したら、入国審査を終え、荷物をピックアップしたら、ようやく空港を出れます。空港内はコンビニが空いてます。クロネコヤマトさんも空いているので、荷物などを送る事ができます。 その日から14日間の隔離生活になります。公共の交通機関は使えないので、移動方法は、 1. 家族に迎えにきてもらう 2. 専用のハイヤーを使って、もしくはレンタカーを借りて家に帰る 3. 近隣のホテルで泊まる の3択になります。 この時期なので、ホテルなど安価に泊まれる場合もあるらしいですが、移動も含め、14日間の隔離生活は、10ー15万円くらいはかかるとの事です。僕は家族に迎えに来てもらいました。この辺の補助は一切出ないので、帰国前にしっかり準備して迎える必要がありそうです。
機内での様子
日本の航空会社を利用して帰国しました。機内は60%くらいの搭乗率でした。隣同士で座っている乗客は、家族や知り合いといった形以外はほとんど見られませんでした。全員がマスクを着用していました。中にはフェイスシールドや、防護服のようなものを着て搭乗、そのまま機内で過ごしている人も、10組くらいいました。 機内で書く書類は2枚。但し、家族がいる場合、人数分を記入する必要があるので、しっかり余裕を持って記入時間をとった方が良いかと思います。検査を受けるのも、検査結果を入手できるのも、原則降りた順番になっていました。
飛行機を降りる順番は、乗り継ぎのある人→ファーストとビジネス→エコノミーの座席番号のはじめの人からという順番だったので、もし空港を1秒でも早く出る必要のある方は、席を取る時に出来るだけ前の席を確保した方が良いかと思います。 また、機内は感染予防のため、十分に換気を行っているようで、通常より少し温度は低めのような気がしました。薄い上着のようなものがあれば温度対策もできるかと思います。 渡航時・感染症対策で持参したもの マスク、サニタイザー等、通常気をつけているものを持参しました。また、長時間のフライトでは、どうしても疲労してしまうため、疲れないように、ネックピローやアイマスクなども持っていって、出来るだけリラックスできるように心がけました。それでも心配な方は、フェイスシールドや防護服などもつけていくと良いかと思います。